FMRCでは、きのこ菌株の一般寄託や譲渡を受け付けています。

一般寄託あるいは譲渡された菌株にTUFC番号を発行します。また、原則として菌株情報は公開され、菌株利用希望者には菌株を分譲します。

なお、海外機関によるきのこ菌株の一般寄託や譲渡のお申し込みは、現在受け付けていません。

一般寄託・譲渡できる菌株条件

一般寄託や譲渡が可能な菌株の条件として、以下を参考にしてください。

きのこ菌株の一般寄託あるいは譲渡の受け入れ可否の決定は、附属菌類きのこ遺伝資源研究センター運営委員会(以下、FMRC運営委員会)で行います

  • 来歴等、菌株に関する情報が明らかであり、種名が同定され、証拠標本との紐づけが可能な日本産きのこ菌株であることを基本とします。属名のみでも、既に研究に使用されている菌は受け入れの対象となります。
  • 人工培地での培養が可能で、長期的保存が可能なきのこ菌株であること。難培養性、あるいは凍結保存法が困難な凍結感受性株、また、性状が容易に変化しやすい菌株などは受け入れできない場合があります。
  • その他、有用な性質をもつ菌株、重要な研究で使われた菌株など、FMRC運営委員会が特に必要と認めた菌株(きのこ以外の真菌類も含む)であること。

上記の条件に則しているか判断に迷う場合は、FMRC分譲係までメールにてお問い合わせください。

他の保存機関に寄託した菌株の一般寄託・譲渡に関する注意

現在、他の保存機関に寄託している菌株の一般寄託や譲渡については、他の保存機関との研究成果有体物の取り扱い(MTA)契約の内容をよくご確認頂いてから、申し込んでいただくようお願いします。バイオセーフティレベル(BSL)が1以外の菌種は受け入れできません。

一般寄託・譲渡手続きの流れ

  1. 依頼前
    1. 一般寄託の場合は菌類きのこ遺伝資源遺伝寄託同意書」、譲渡の場合は菌類きのこ遺伝資源譲渡同意書」の内容をご確認ください。
  2. 事前相談
    1. 一般寄託の場合はTUFC寄託菌株シート」に、譲渡の場合は、「TUFC譲渡菌株シート」に必要事項を記入しFMRC分譲係にメールにて提出・ご相談ください。
    2. 菌株シートの記入方法が分からない場合も、FMRC分譲係にご相談ください。FMRC分譲係にて、記入要件を満たしているか確認します。必要に応じて、FMRCより確認連絡させていただくこともあります(一般寄託・譲渡できる菌株条件を参照)。
  3. 申込み
    1. 必要事項を記入した同意書とTUFC菌株シートを郵送ください。書類受け取りの後、受け入れ可否をFMRC運営委員会にて審議いたします。
  4. 結果の連絡と菌株の送付
    1. FMRC分譲係より、受け入れ可否の結果を連絡いたします。受け入れ可能との連絡がありましたら、菌株をお送りください。恐れ入りますが、送料は寄託者・譲渡者負担でお願いします。FMRCは、菌株を受け取り後、菌株保存と品質評価を行います。
  5. 受け入れ通知書の発行
    1. 一般寄託菌株については、TUFC番号やご指定頂いた分譲条件を明記した「寄託菌株受け入れ通知書」を発行いたします。
    2. 譲渡菌株については、TUFC番号を明記した「譲渡菌株受け入れ通知書」を発行いたします。
  • ご依頼から受け入れ通知書の発行までに要する時間は、FMRC運営委員会の開催時期や菌株の生育や保存性の程度により異なります。菌株受領後、凍結保存性や品質評価に問題がない場合でも、菌株番号のお知らせには、2〜3ヶ月を要しますので、論文投稿に伴う一般寄託や譲渡の場合は、余裕を以てご依頼頂きますようお願いします。
  • 譲渡菌株については、譲渡者の希望により「譲渡菌株受け入れ通知書」が発行された年度を含めた2年度以内であれば、1標品に限り、無償分譲ができます。
  • 受け入れ菌株は、一般寄託や譲渡に関わらず、保存と品質評価が完了次第、TUFCオンラインカタログで情報を公開し、利用希望者に分譲します。ただし、一般寄託菌株については、寄託者の希望により、論文発表まであるいは「寄託菌株受け入れ通知書」の発行日から1年間は非公開とすることが可能です。

一般寄託・譲渡に関する書類

菌株の一般寄託の申込みに関する書類

菌株譲渡の申込みに関する書類

菌株の一般寄託や譲渡に関するお問合せ・お申し込み

鳥取大学農学部附属

菌類きのこ遺伝資源研究センター 遺伝資源分譲係

E-mail
fmrc-collection(at)mail.muses.tottori-u.ac.jp
※ (at) は @ に置き換えて下さい。